マイファニーウィークエンド

ゲームの感想とか、哲学の話とか

デュエプレとかRRRとかエクバとか【今週のあれこれ】

 いちいち個別記事を立てるのも面倒なのでまとめて記事にしてしまおうのコーナー。飽きなければ続く。

 

デュエプレを始めた話

 某配信者のマスターデュエル配信を見ていたらマスターデュエルをプレイしたくなったのだけれど、やっていない期間が長すぎて全てを忘れていたので(タダでさえ1ヶ月くらいしか遊んでいなかったのに)挫折して代わりに(?)デュエル・マスターズプレイスを始めた。自分が遊んでいた時期がちょうど覚醒編〜エピソード1ごろで、母親に買ってもらった引退品セットか何かでそれ以前のカードも触ったことがあったし、何よりそのころにデッキ開発部の記事をひたすらに読み込んでいたために、まさに今のデュエプレはプレイしていてもパックを剥いていてもとても楽しい環境であるように思う。とは言え当時は全然環境のカードなども知らず、弟や小・中学校の友達とガバガバのルールで遊んでいただけだったが。

 個人的にパックから出てきて特に懐かしかった、嬉しかったのはこのあたり。

当時一番好きで使っていたサイキック・クリーチャー。無敵城シルヴァー・グローリーも組み合わせて弟を泣かせていた記憶がある

当時一番(というか唯一?)使っていたサイキック・スーパー・クリーチャー。デュエプレではお嬢様キャラが付与されたらしい。ヨーデル・ワイスの「あの鐘を鳴らすのはオマエサマれひ!」というフレーバーテキストも何だか面白くて弟とよく笑い合っていた

最終的に一番使っていたのは光・水混合デッキだったが、最初は火文明のスターターで始めた気がする。それとは違うけれど、これは映画か何かの記念で出たスターターのカードだったかな? 今ではすっかり逆張りになってしまったが、当時はまだXXやNEXも大好きな順張りキッズだった

 カードがどれもこれも懐かしいというのは確かなのだけれど、ことデュエプレに関して言うのなら、キャラデザも全体的に魅力的だと思う。本家のデュエル・マスターズの漫画やアニメのキャラも登場しており(当時どちらも少ししか触れていなかったので詳しくはわからない)、それらのキャラクターも当然魅力的なのだが(個人的には黄昏ミミさんが好き)、おそらくデュエプレオリジナルと思われるキャラクターも非常に気合の入ったデザインになっているように思う。

個人的な最推しは光の守護者のエレナさん(写真右)。金髪なので。ただ、ナビゲートキャラであるルピコ(写真左)もめちゃくちゃ可愛くて好き。リコーダーがいい味出してる

エレナさんのカードは最初のログボ的なやつのチケットで引けた。スーパー・スパークとかの系譜のカードらしく、可愛い上に強力なので嬉しい(本当はあと3枚欲しい)

闇の守護者のルカも好き。こんなん嫌いなオタクいないでしょ(偏見)

守護者の部下の番人も可愛い。この辺のモブキャラもめちゃくちゃ可愛いので遊んでいて楽しい

 このあたりのキャラクターはソロプレイのストーリーモードで出現するのだけれど、このストーリーモードがなかなかどうして侮れない。というか普通に面白い。各話の引きも上手くてストーリーモードだけでもかなり楽しめる。現状カード資産がそれほどないのもあってほぼほぼストーリーモードしかプレイしていない。とはいえそろそろ低予算で組めるアグロデッキだけでは飽きてきたので他のデッキも組んで対人戦にももっと挑戦したい。しかし本格的に強いデッキとかは小学生当時でも別に組んでいなかったので何から手をつければいいのかよくわからない。まあのんびりやっていこうと思う。

 

 

RRRを観た話

 ずーっとTwitterで話題にはなっていたものの特に観るつもりはなかったのだけれど、年明けに「暗号学園のいろは」で紹介されていたので流石に気になって観に行った(「暗号学園のいろは」は個人的に最近激推ししてる作品なのだけれど、そのあたりはまた別記事にまとめたい)。大まかなあらすじ(「大まかな粗筋」って重複表現か?)は聞いていたし実際その通りではあったのだけれど、ド王道の真ッ正面をブチ抜くとても魅力的な映画だった。それなりにネタバレも交えつつ感想をまとめておく。

 個人的に最も構成が上手いなと思ったのはヘイト管理(?)の巧妙さだ。この作品の核は本来は対立的な立場にあるはずのふたりが仲良くなってしまうことにあるのだが、その対立を描く上で、この作品は、あえて両者を平等に並行して描写しているわけではない。前半ではビームの物語が中心的に描かれ、ラーマにも何か事情があるということは匂わされるものの、核心的な部分は何も触れられないままに進む。ラーマもまた親友が自らの確保対象であることに苦悩し、葛藤するのだけれど、観客にはその理由が明かされない。従って、第一部を観ている間の観客はラーマに一定程度同情しつつも基本的にはビームの肩を持つような見方へと誘導される。そしてそれが第二部を通して少しずつラーマの過去が明かされる中で逆の立場へと揺り動かされる。ビームがシータから話を聞くシーンにおいて、ビームだけでなく観客に対してもラーマの過去の全容が開示され、最終盤へと流れ込む。この監督の手のひらの上で転がされる感覚は非常に心地よかった。 

 筋書きの魅力もさることながら、映像の迫力もこの作品の大きな魅力のひとつだろう。アクションシーンはどこもかしこもド派手で観ていて非常に爽快だった。しかしその中にも、肩車での大立ち回りなど、どこか抜けているというか絶妙に滑稽味のある絵面もあり、観ていて飽きを感じさせない作りになっていたと思う。とんでもない予算と期間がかけられているんじゃなかろうか。

 そもそも自分はこれが初めてのいわゆるインド映画だった。インド映画については非常に長いということと、しょっちゅう(何の脈絡もなく)踊るということは知っていたので、いつ踊り出すのかとそわそわしながら観ていたのだけれど、実際に暗号学園のいろはでも登場するナートゥが踊られるシーンは全然唐突でもなんでもなく、しっかり踊る文脈で踊られていたので、むしろその丁寧に踊りに向かう流れがつくられるさまが非常に面白かった。歌に関しては割と唐突に歌うシーンも多かったように思う。個人的にはエンドロールの踊りで「みなさんご存知」とでも言うようなノリで背景に代わる代わる登場したおじさんおばさんたちが絶妙にシュールで好きだった。インド映画のお約束なのだろうか?

 今の研究のテーマとして、行為とそれに対応する罰や報酬というようなことを日常的に考えているのだけれど、その点において総督やその妻、或いは部下や兵士たちがビームやラーマらに殺されるに値する存在だったのかという点については是非もっと考えたいところではある。当時の社会背景を勘案するならば、どう考えても「殺らなきゃ殺られる」状況だったので、そんな生温いことは言ってられないのだろうなとは思う。一方で、倫理をどこまで社会背景によって柔軟に曲げるべきかは議論が必要だろう。そこまで考えると少し倫理学に寄りすぎて専門の外に出てしまうのだが……。そのあたりで個人的に引っかかった点としては、ラーマがビームを死刑場から逃すことを決意するシーンで、「ビームの歌は人々を勇気づけ、武器に変える」というような趣旨の発言をしていたように記憶しているのだけれど、自分はこれを聞いててっきり「ラーマは火器を故郷に持ち帰ることはやめて平和に抵抗する方向に進むのかな?」と思ったのだが、普通に英国の兵と命の取り合いを進めるし、故郷にも火器を持ち帰っていたのでよくわからなくなった。もちろんそんな平和ボケした思想でこの大英帝国に対抗できるとは思えないのだけれど、じゃああのシーンのラーマの発言の意図はどのようなものだったのだろう。この点に関しては自分の誤読の可能性も高そうなので、他の方の解釈も聞いてみたいところだ。

 

エクストラバトルの日に出場した話(1週間ぶり2回目)

 折角エクバに出るのならいっぱい出場してプロモパックをいっぱいもらいたいなと思ったので2回目のエクバに行ってきた。家を出るついでに大学の授業料の振り込みにも行こうと思って郵便局でお金を引き出して銀行に持っていったら窓口が開いておらず、時間もなかったため大金を持ったまま会場近くまで移動してそちらの銀行で振り込みをする羽目になった。ただでさえエクストラバトルの日で緊張するのに普段は絶対に持ち歩かない大金まで持っていたために頭がおかしくなりそうだった。

 結果を先に言えば今回も2勝2敗。悔しい負けもあったが、勝ち試合の動きが前回よりは良かったので割と満足寄りである。なお、デッキは前回と全く同じだった。ところどころ課題も見えてきているので改造したい気持ちもあるのだけれど、なかなか上手い改造案が思いつかないのが正直なところである。後述する今回の結果を踏まえると、VSTARやTAG TEAMのHP280がなかなか遠い印象だったので、何かしらの火力アップアイテム(こだわりベルトあたりが有力候補か)が欲しいように感じた。世のパルキアデッキはどうやっているのか是非参考にしたいので調べてみようと思う。

 

1戦目 vsレジドラゴVSTAR 先攻×(4−0)

 前回のエクストラバトルの日ではついぞ当たることのなかった今をときめくtier1デッキのレジドラゴと満を持しての対決。先2でレジドラゴVをスカイフィールド込みのあくうのうねりで倒すところまでは良かったのだが、そこからNとダストオキシンでストップしてしまい、そのまま押し切られた。エクバが始まった当時は「話題になっているだけで大して強くない」という声が優勢だった気がするのだけれど、いざ対峙するととてもそうとは思えないくらいに強い。こちらの動きにミスがあったとするなら、先2でパルキアではなくはくばバドレックスで攻め、返しのレジドラゴVSTARをスカイフィールド込みのあくうのうねりで取る流れが理想だったような気がする。とは言え向こうはガンガン320点を出してくるのに対して、こちらは向こうがベンチを絞っていたこともあって280点が非常に遠く、火力不足を痛感させられた。世のパルキアはレジドラゴとどうやって戦っているのだろう? 裏工作ではなくグッズで回すタイプのパルキアならばダストオキシン下でもある程度動けるのかもしれない。ディストーションならばこちらの負担はそれほど大きくないし。

2戦目 ルギアVSTAR 先攻○(0−6)

 相手が後攻1ターン目にルギアVを1枚しか置けなかったため、先攻2ターン目にグズマでルギアVをダイランスで取り、そのまま押し切った。ポケモンVのHPラインを出すためのハードルが圧倒的に低いはくばバドレックスの良いところが存分に出た試合であったように思う。このデッキは2−2−2のサイドプランが非常に取りやすいデッキであり、それを狙うのが基本なのだということがよくわかったのは非常にいい勉強になった。

3戦目 カビゴン&ラクライLO 後攻×(5−6)

 2戦目のときに近くの卓でプレイされていたのでなんとなくカビゴンLOだということはわかっていたのだけれど、いかんせん対LOの経験が浅く、軽率にベンチに出したポケモンを呼ばれ続けて詰み。カプ・テテフGXスタートだったのは確かに不運だったが、プレイングでまだ巻き返せたように思う。あなぬけのヒモの使いどころやスターポータルの使いどころをもっと考えるべきだった。

4戦目 ミライドンex&クワガノンV&そらをとぶピカチュウVMAX 先攻○(0−1)

 お相手の方に3回ほど引き直しがあったため初動が安定したのが幸いし、後1からパラライズボルトを連打されたもののダイランスを連打して2−2−2で取り切った。グッズロックをされていても水ポケモンにタッチできるカイの有能さが光る試合だった。極力パルキアは出さないではくばバドレックスの高火力・高耐久を押し付けられたのが良かった。中盤にポケモンがはくばバドレックスだけになるシーンがあり、博士の研究を打つか我慢するかで悩んだところがあったが、あの場面はライチュウVでワンパンされていたので博士の研究で進むべきシーンだったように思う。ミツルは後1の切り返しで使う印象が強かったのだけれど、今回の試合では相手がグッズロックを解除したタイミングでたねポケモンを持ってきつついきなり進化させることで最後の詰め筋として大活躍してくれた。対グッズロックデッキの場合は単純にグッズで進化ポケモンを持って来れない場合にも有用なので、ミツルのポテンシャルは想像以上に高いということに気付かされた。今回で一番いい勝負だったと思う。

 今回のエクストラバトルの日も概ね参加者の方々に恵まれ、楽しくプレイすることができた。たまたま前回のエクストラバトルの日にも一緒に参加されてた方がいらっしゃったことも緊張がほぐれるひとつの要因になったように思う。今回は元々友人と参加する予定だったのだけれど、その友人が都合により来られなくなってしまったため、今度こそは誰かしらの知り合いと参加したいと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

俺「さぁ〜〜〜て今回のプロモパックは何かな〜〜〜?? 今度こそかるいしとかが出てくれたら嬉しいねんけどな〜〜〜〜」ペリペリ

ンネェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!